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2014/11/29 - メモリースティックの転送速度

SONY 製品で使われるメモリースティックPROの転送速度。
PROじゃない初代メモリースティックは低速っぽい。

メモリースティック PRO の拡張仕様には
最大容量を大きくした XC と速度を向上させた HG がある。
さらに最低速度保証を 4MB/sec に向上させた MARK2 もある。

PRO-XC-HG は最大容量も大きく速度も速い。

名称 最大転送速度 最低速度保証
PRO 最大 20 MB/sec 最低 1.875 MB/sec
PRO-XC 最大 20 MB/sec 最低 1.875 MB/sec
PRO-HG 最大 60 MB/sec 最低 1.875 MB/sec
PRO-XC-HG 最大 60 MB/sec 最低 1.875 MB/sec
PRO-XC-HG-MARK2 最大 60 MB/sec 最低 4 MB/sec

PRO-HG は HG 非対応製品でも使用可能だが速度向上の為に
ピン数を増やしているので非対応製品では本来の性能を発揮できない。



2014/11/28 - SDカードの転送速度

SD カードの転送速度の目安としてスピードクラスがあり、
ブランド品ならSDカードに「class 10」等と表記されている。

スピードクラスは定められた記録方法で書き込みを行った場合に
最低でもこのくらいは転送速度が出るという最低保証レートを表している。
あくまで書き込みなので読み込みがこのレートを下回っても
問題は無いと思われる。
(フラッシュメモリの特性上、まず無いと思うけど。)

クラス レート
Class 2 2 MB/sec
Class 4 4 MB/sec
Class 6 6 MB/sec
Class 10 10 MB/sec

東芝の説明ページでは 1 MB/sec を 1,000,000 byte/sec としている。と
注意書きがある。(2^10 = 1,048,576 では無いらしい。)

さらに SDカード には UHS という転送速度を向上させた機能がある。
UHS-I では転送クロックを引き上げて速度を上げているが UHS-II では
ピン数も増やされている。

UHS 非対応機器でも通常のSDカードとして使えるが当然速度も落ちる。
また、UHS にもスピードクラスが設定されている。

クラス レート
UHSスピードクラス1 10 MB/sec
UHSスピードクラス2 20 MB/sec
UHSスピードクラス3 30 MB/sec

UHSスピードクラスは UHS 使用時の最低保障レートであり、
UHS を使わない場合にはレート以下になる製品も存在するらしい。

これによって UHSスピードクラス1 を非対応機器で使うと
class 10 同等とはならない可能性も考えられるので購入には注意する。



2014/10/21 - シリアルATAのケーブル、その2

そういえば UJ240 も調子が良くないのでSATAケーブルを確認。

PCとの接続には SlimlineSATA から通常のSATAおよび電源コネクタに変換する為に
「変換コネクタ+電源ケーブル、SATAケーブル」の一体型製品を使用していた。
(メーカー、型番不明)

コネクタの SATA ケーブル部分を見てみると AWG30…まさか…。

コネクタとケーブルが一体型なので AWG30 以外の別のコネクタを探す事に。
とりあえず SAJ株式会社ってところの IF-SABR0006 に変更。
これはコネクタだけの変換基板なので別途 AWG26 ケーブルを用意して接続。

突然、認識しなくなったりとか不具合が出なくなったような…。



2014/10/09 - シリアルATAのケーブル

HGST の HTS545050A7E380 というパッケージを入手。
中身は Z5K500-500 で SATA2(3.0Gb/s),5400RPM,500GB というスペック。

とりあえず SATA 経由で接続。100GB 程度のファイルコピーを実行して放置。
気がつくと「キー!、カカッ、キキキー!」とかクラッシュ寸前の異音がする…
初期不良かと思い、コピー完了後にスキャン開始。
やっぱりおかしい…異音がするとアクセス速度が落ちているのがわかる。
スキャンの進行状況が 10% にも満たないのに突然のPCリセット!…マジかよ。
再起動すると他のハードディスクも認識しなくなっていて最悪状態。

電源を切り、Z5K500 を外してから電源を入れると無事PC起動。
Z5K500 にコピーしたファイルを削除するかと HDD-USBケースに入れて
ダメモトでPCに接続。

あれ?正常に動作するんですけど…スキャンも問題無し…

怪しいのは電源とSATAのケーブル。電源が原因ならUSBに繋いでも
動作が不安定になると思われるのでSATAケーブルを調べることに。

手持ちのケーブルを見てみると形状以外にも印字部分に違いがあり、
AWG30、AWG28、AWG26 の3種類あった。
ググって見ると数字が小さいほど中の銅線が太くなるとあり、
確かに数字の小さい AWG26 のケーブルは一番太い。

最新の SATA3(6Gb/s) では AWG26 が標準っぽいので Z5K500 を
繋いでいた AWG30 を AWG26 に変えてみると…

普通に動作した。スキャンしても問題は発生しない。
Z5K500 を AWG30 ケーブルで相当、痛めつけてしまった感じがする…。



2014/07/19 - I/O DATA 「CDレコ」用 Android アプリ更新

発売中の「CDレコ」用アプリがアップデートされた。

今回のアップデートで音楽 CD が作成可能になったって事は
ドライブは CD-R/RW 対応だったらしい。

さらに FLAC に対応したのと AAC に 320kbps が追加され、
ジャケット写真もダウンロードできるようになったそうな。



2014/06/24 - Logitec Android 用DVDドライブ

Android 端末に直接ケーブルで接続して音楽CDを AAC、FLAC に変換できる。
Gracenote MusicID からタグやジャケットの取得も対応する。

専用アプリ「Logitec CD Ripper」は Google Play で配布。
USBホスト対応が必須なので対応は Android 4.1以降。
PCでも使用可能で Windows XP 以降、Mac OS X 10.5以降に対応。

価格は6,980円。

I/O DATA とは違って DVD書き込みが可能 ±R(2層)、RW、RAM 対応。



2014/06/04 - PSP 出荷完了

PS Vita への乗り換えキャンペーンと共に日本国内向けの PSP の出荷を
2014年6月に完了するとのこと。

6月中は生産?

PS Vita は PSP のゲームが遊べるけど、ハードウェアに互換性は無いので
エミュレーションになるんだけど、 PSP のグラフィックって
PS2 の GraphicSynthesizer 相当品だったハズ。

GraphicSynthesizer はチップ内部にDRAMを混載することで2560 bit幅で接続し、
48GB/秒 という帯域を可能にした。ただし容量は 4MB。
1年早く発売したライバル機(?)の DreamCast は VRAM が 8MB だったので、
4MB という容量は少ないと思われる。
(DRAM 混載という特殊な構造により大容量化は難しかった。)

6年後に発売された PS3 は VRAM は外付けで帯域 22.4GB /秒なので
PS2 が当時としては圧倒的な帯域だったのがわかる。
その為、PS3 でも GraphicSynthesizer の完全エミュレーションは出来ず、
互換機能がある初期型 PS3 では EE+GS チップを搭載していた。
欧州版には GraphicSynthesizer のみを搭載した PS3 のモデルもあったらしい。

PS Vita も GraphicSynthesizer 相当の機能を持ってないと
PSP をエミュレーションするのは難しいと思うんだけど、
PSP は初代プレステと同じようにライブラリでハードウェアを隠蔽してるとも
聞いたような気がするので PS2 よりは難しくないのか。



2014/05/20 - Android のファイルサイズ限界

ググルと 「2GB 超える動画が再生出来ない」とユーザーが困っていたりするので
一般的なアプリでは 2GB 超えはできないのかも知れない。

SDHC のフォーマットが FAT32、SDXC は exFAT、内蔵ストレージは ext 系。
(SDXC を FAT32 で扱う事も可能。SDHC で exFAT も可能?)

形式 領域
サイズ
ファイル
サイズ
備考
FAT16 2GB ? -
FAT32 32GB 4GB 領域はクラスタサイズを拡張すれば32GB以上にも対応化。
ファイルサイズはOSの制限で2GBの場合あり。
exFAT 16EB 16EB exFAT 非対応機種で使用するとデータ破損の可能性がある。
ext3 2TB 32TB Linuxカーネル 2.4.16より利用可能。
ext4 1EB 16TB Linuxカーネル 2.6.19より開発版が利用可能。
2.6.28 より安定版が利用可能。。
Android 2.3 から内部ストレージのフォーマットとして採用。

SDXC 対応機種も存在するけどメーカーが独自に対応してるっぽい。
Android 4.x 系でも exFAT 対応してないのかな。



2014/05/09 - I/O DATA Android 用ドライブ「CDレコ」

周辺機器って製品名と型番が同じ場合が多いけど、
これは製品名で通してるみたい。型番は CDRI-S24A。

Android 端末に直接ケーブルで接続して音楽CDを AAC に変換して保存できる。
動作確認済みの端末は、I/O DATA のウェブサイトで公開されている。

変換には専用アプリが必要で I/O DATA のウェブサイトからダウンロードする。

曲名等のタグ情報はネット接続でデータベースから取得する。
ただし、ジャケ写は取得できない。
(撮影画像等をジャケ写に設定する機能があるみたい。)

※注意点
・現状のスマートフォンやタブレットではドライブのバスパワー駆動が
 出来ないようで、ACアダプタが必要になる。
・Android 4.1 以降の USB ホストに対応した機種でのみ動作する。
・現状のアプリでは保存が AAC 96,128,256 kbps のみ。WAVでの保存は出来ない。
・ドライブはCD専用で DVD,BD は読み込みも出来ない。
・PCでの動作は確認していない。

読み込み専用のポータブルCDドライブで定価 8640 円は高いよな…。



2014/05/05 - マザボの BIOS(UEFI) アップデート

久しぶりにアップデートしたら Windows が起動しなくなった。

BIOS アップデートでセーフモードすら起動不能とか洒落にならない。

アップデート後に設定内容がクリアされたので何か設定が変わったのが
原因と考えてみると…

SATAだ…「IDE」になっていたのを「AHCI」に変更したら無事起動した。



2014/04/10 - ARM の性能レンジ

・High-end - A9 , A15 , A57
・Mid-range - A8 , A12 , A17
・Low-end - A5 , A7 , A53


コア 発表 命令 性能
DMIPS
/MHz
上限
周波数
GHz
備考
Cortex-A8 2005/10 V7a 2.0 1.0 シングルコアで高い性能を追求したCPUコア
Cortex-A9 2007/10 V7a 2.5 2.0 A8のマルチコア拡張による性能レンジの拡大
Cortex-A5 2009/11 V7a 1.6 1.0 A8,A9 では対応出来ない低消費電力向け
Cortex-A15 2010/09 V7a 3.5
4.0
2.5 LPAE対応 b.L(A7,A12)対応、VFPv4
Cortex-A7 2011/10 V7a 1.9 1.5 LPAE対応 b.L(A15)対応
Cortex-A12 2013/06 V7a 3.0 - LPAE対応 b.L(A7,A15)対応
Cortex-A53 2012/10 V8a 2.3 - 64bit対応 b.L(A57)対応
Cortex-A57 2012/10 V8a 4.1
4.76
- 64bit対応 b.L(A53)対応
Cortex-A17 2014/02 V7a - 2.0 LPAE対応 b.L(A7,A15)対応,A12改良型
Scorpion - V7a 2.1 1.5 Snapdragon、デュアルコア対応
Krait - V7a 3.3 2.5 Snapdragon、クアッドコア対応、VFPv4

A15 以降は A8 と 同じ v7a 命令セットだが以下の拡張がされている。
・b.L (big.LITTLE) コアを切り替える省電力技術。
・LPAE (Long Physical Address Extensions) 40-bitアドレッシングメモリアドレス拡張。
・ハードウェア仮想化技術。



2014/03/29 - ASIO4ALL と vista 以降

久しぶりに ASIO を使おうとしたら ASIO4ALL で音が出なくなっていた。

以前は Windows Vista + Realtek ALC887 + ASIO4ALL v2.10 で動作していたと
思ったけど、今の Windows Vista + VIA VT1708S + ASIO4ALL v2.10 では動かない。

設定系は動作していてメインの出力に×印がついて以下のような警告が。

Status: Unavailable!

-> In use by another application?
-> 'MS GS Wavetable Synth' enable ?

再生デバイスを他のソフトが使っていないか?
MS の GSソフトシンセ(MIDI) が有効になってないか?
と言うことらしいが Vista 以降には MIDI の設定が無い。

ググって以下の対策を発見。
1:Right click the volume icon in your system tray
2: click playback devices
3:right click speakers
4: click properties
5: click advanced
6: uncheck "allow applications to take eclusive control of this device"
7: uncheck "give exclusive mode applications priority"
8: open FL Studio 8(or any program for music that supports ASIO4ALL or ASSIO4ALL2)
9: click options
10: click audio settings
11: change device to ASIO4ALL or ASIO4ALL2
12: Click "Show asio panel"
13: click advanced
14: check "always resample 44.1kHz <-> 48 KHz"

排他制御の設定を変更してみようと言うことらしいが
試してみても×印は解除されなかった。

なんとなく既定のデバイスを「スピーカー」から「SPDIF」に変更すると
×印が解除され音が出るようになった。

ASIO は音が出るようになったけど、そのままの設定だと
他のソフトが音を出そうとしても既定デバイスが SPDIF なので音が出ない…

原因はどこかのソフトがデバイスを占有してるっぽいけど、
どのソフトかは不明。



2014/02/16 - Haswell の統合グラフィック

Haswell の GPU は EU (Execution Unit) の倍増したので
単純な計算処理では2倍以上になってるらしい。

コア GPU EU 備考
Clarkdale
Arrandale
HD Graphics
12
GPU は別途パッケージ上に搭載。
CPUが32nm、GPUが45nmとプロセスも異なる。
SandyBridge HD Graphics 2000
6
-
SandyBridge HD Graphics 3000
12
-
IvyBridge HD Graphics 2500
6
-
IvyBridge HD Graphics 4000
16
-
Haswell HD Graphics
(GT1)
6
-
Haswell HD Graphics 4x00
(GT2)
20
-
Haswell HD Graphics 5x00
(GT3)
40
-
Haswell Iris Pro Graphics 5200
(GT3e)
40 eDRAM (128MB) をパッケージ上に搭載。
帯域は 50GB/s でキャッシュとして使われる。



2014/01/28 - NVIDIA TurboCache を無効にする

TurboCache は VRAM の少ないローエンド用、ノートPC用の GPU に使われる技術。
メインメモリを動的に VRAM の一部として使用する。

メインメモリが 512 MB 以上なら合計 VRAM が 128MB になるように設定される。
(VRAM が 32MB ならシステムメモリから 96MB が使用される。)

メインメモリが 1024 MB 以上なら合計 VRAM が 256MB になるように設定される。
(VRAM が 32MB ならシステムメモリから 224MB が使用される。)

困った事に TurboCache は VRAM サイズを変更する事はできない。
BIOS にも設定項目がなく、ドライバだけで制御している様子。

ググってみると RivaTuner というソフトで TurboCache を無効に出来るとあったが
要求 VRAM サイズは変更できないらしい。
とりあえず RMDisableRenderToSysmem という項目で無効にできる事がわかった。

この項目はどうもレジストリのキーっぽいので捜してみたけどみつからない。
GUID 違いでいくつかレジストリパスがあったけど、それっぽいパスに
1つずつキーを作成して確認みる。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Video\
{*GUID*}\0000]

"RMDisableRenderToSysmem"=dword:00000001

レジストリを書き換えて PC を再起動したら dxdiag.exe で確認。
本来の VRAM サイズになっていれば無効化は成功。



2014/01/19 - Quadro NVSシリーズ

マルチディスプレイ向けの製品らしい。
低消費電力モデルとしての役割もあると思われる。

名称 コア DirectX OpenGL 備考
Quadro NVS 440 PCI-E -
Quadro NVS 295 PCI-E G98(65nm) 10.0 3.3 GeForce 8400
Quadro NVS 290 PCI-E G86(80nm) 10.0 3.3 GeForce 8300
Quadro NVS 285 PCI-E NV44(110nm) 9.0c 2.1 -
Quadro NVS 280 9.0c 2.1 -
Quadro NVS 300M -
Quadro NVS 160M -
Quadro NVS 150M -
Quadro NVS 140M -
Quadro NVS 135M -
Quadro NVS 130M 10.0 3.0 GeForce 8200
Quadro NVS 120M 9.0c 2.1 110M の上位版
GeForce Go 7300
Quadro NVS 110M 9.0c 2.1 GeForce Go 7300



2014/01/04 - Intel チップセット内蔵 USB 3.0 コントローラ

Windows 7 以降しか 3.0 として使用できないらしい。
WindowsXP,Vista では USB 2.0 として利用可能。

IntelR USB 3.0 eXtensible Host Controller Driver
Can I install USB 3.0 controller driver in Windows* XP or Windows* Vista?

The IntelR USB 3.0 eXtensible Host Controller Driver is not supported
in Windows* XP or Windows* Vista. For these operating systems,
make sure your BIOS settings have the xHCI Mode set to Auto or Smart Auto.
This step reconfigures the USB 3.0 ports to function as
USB 2.0 ports using the native Windows* EHCI driver.

eXtensibleなIntelR USB 3.0はコントローラー・ドライバーを接待します。
私はウィンドウズ* XPあるいはウィンドウズ*ビスタの中で
USB 3.0コントローラー・ドライバーを任じてもよいですか。

eXtensibleなIntelR USB 3.0、ホスト・コントローラー・ドライバーは
ウィンドウズ* XPあるいはウィンドウズ*ビスタの中で支援されません。
これらのオペレーティング・システムについては、あなたのBIOSセッティングが
xHCIモードを自動車あるいはスマートな自動車に着手させることを確かめてください。
このステップは、在来のウィンドウズ* EHCIドライバを使用して、
USB 2.0ポートとして機能するためにUSB 3.0ポートを再構成します。

※エキサイト翻訳







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